最期を悟る…

先週の初め、大学の先輩(奥さんとは大学の同級生)が
「爺さん(お父さん)、また我儘言うとるし、みかん送っといてくれるけ。」とリストを持参された。
お歳暮には少し早いし、快気祝いでもないようやし、
「熨斗はどうしますか?」と尋ねると
「御挨拶にしといて欲しいて言うとったわ。面倒かもしれんけど、また頼んね。」とのこと。



おじいちゃんは果物好きで、お中元などのギフトなども毎年注文してくれていた。
それにしても、こんな時期に贈り物をすることもなかったのに、よっぽどあのみかんが気に入ったのかな…
病院の職員のみんなにも配るとか、いつもの会合のメンバーにも届けて欲しいとかで、配達してたので、
「御挨拶」はちょっと気にはなったものの、発送作業に取り掛かることにした。



みかんに関しては、上級品が少々品薄気味なのと、作業の都合も会って数日に分けて行うことにした。
3日目の16日、発送先がまだ多めには残っていたが、何かその日のうちに済まさないといけないような気がして、
頑張って発送作業を終え、LINEでその旨を先輩に連絡。



日本VSベネズエラを観なくてはと勇んで帰宅し、TVの前に陣取っていると、
奥さん(私の同級生)からの電話だ。
「おじいちゃんから頼まれた分、今日で全部出し終えましたよ。」と伝えると
「実は、おじいちゃん今日亡くなったんです…」
「えぇ~!…」



先週、病院でおじいちゃんと話してきたし、みかんの発送は間に合ったものの、まさかこんなに早く…



それにしても、おじいちゃんは自分の最期を悟って、親しい人やお世話になった方々に
みかんに想いを載せて届けたかったのかなぁ…
「御挨拶」に込められたのは、人生最後の御挨拶と言うことだったのかなぁ…と思った次第です。



そんな訳で、今夜はおじいちゃんにお別れと感謝を伝えに、お通夜へ行って参ります。


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