青草町88番地通信

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zoom RSS 軋轢…

<<   作成日時 : 2015/10/12 19:08   >>

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書こうと思いつつ、思い留まってみたり、身体がウンと言わなかったりで棚上げしていた事についてチョッと書こうと思う。
個人的な思いも多分に入っているので、これが近江町市場のスタンスだと誤解しないようにお願いしたい。

3月14日の北陸新幹線開業前から、各種マスコミの煽りや、新幹線前にと言う旅行会社の売り込みやらでごった返し始めた近江町市場。
このまま、新幹線が開業したらどうなることやら…と、期待と不安の入り混じった面持ちでいたが、最初のうちは「新幹線効果ってこんなもん? プレ新幹線の時の方が忙しかったし…」などと思ったりもしたのだが、皆さんもご承知のようにG.W.辺りからとんでもない状況に陥ってしまった…(-_-;)
夏休み、シルバーウィーク、国慶節の連休もそろそろ終了で、少しは落ち着きを取り戻しつつあるかにも見えるが、この日にしても、お昼前後の時間帯は、中央卸売市場の休市日の水曜にもかかわらずこの有様…
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その煽りを受けて、混雑を嫌って地元客の足が遠のいているのでは…とも言われたりもしている。
確かに、冷静に観察してみるとその傾向は否めないかもしれない。
これは、観光客とはあまり関係ない業種の店にとっては大問題である。

さて、この近江町市場、オフィシャルとしては約290年の歴史と言う事になっているが、それよりも古い魚問屋さんも市場の中にあるのだから、成り立ちはそれよりも古いのかもしれない。
何れにせよ、魚や野菜を中心とした食材の集散地、まさに「市」として綿々と続いてきたわけで、中央卸売市場開設以降は卸中心の市場から、小売中心の市場へと業態を上手く転換できた市場なわけで、観光スポットとして意図的に作られたものでは無いことは理解して頂きたい。
それが観光スポットとして意識されだしたのが、バブル期の雪印の「市場へ行こう!」のCMが流れ始めた辺りかもしれない。その頃は、今と違って、買い物が主たる目的で、魚介類を入れた発泡スチロールの容器をぶら下げた姿が観光客の定番スタイルだったりもした。

「いちば館」を含め、近江町市場の再整備に関わってきた関係もあって、県や市などの行政の担当者の方々ともよくお話させていただいたが、彼らが口にするのは「近江町市場は、あくまでも市民の台所であり続けてほしい」と言うもの。
しかし、その言葉の裏には「観光スポット」としての近江町市場と言う認識が見え隠れしていた。果たして、彼らの思惑通りのなったのだが…、今度は、もっと市民の方を向け!(でも、観光客も大事にしろ!やろ…)

そろそろ本題かな…
近江町市場に買い物に来てくださる地元民にとっては、「近江町市場」は普段の生活の場、つまり「日常」の空間である。
では、観光客にとってはどうなのか?
旅に出ること=非日常を求めること、つまり彼らにとっての「近江町市場」とは、「非日常」の空間なのである。
「ひがし」などは、日中のポジションは観光地であると開き直ってるから、それはそれでいいんだろうが、近江町市場の基本スタンスはあくまでも市民のための市場である。
観光客目当ての店もいっぱいあるんじゃ?と言う向きもおでるかもしれなが、それは一部の店であって、大部分の店は、地元の馴染みのお客さんを大事にしたい、お客さんと色んな会話をしながら商売したいと思ってるデある。
いつの間にか近江町市場は、日常と非日常がせめぎ合う空間と化してしまったのである。
一つの場所に、全く正反対の要素を求める集団が入り交じるわけであるから当然軋轢も生じようというものだ…
まして、最近は「非日常」の集団の数が多いのだから、「日常」の集団は次第に追いやられる有様 (-_-;)
それに追い打ちをかけるようにメディアが自分達の思い描く「観光客の喜びそうな」近江町市場のステレオタイプの情報を垂れ流すし…

私もよく各地の市場なるものへ視察に出掛けたけど、店の人間から見たら単なる観光客がどんな風に見えるかを分かっているから、なるべく邪魔にならないようにと一応は気を使って見せて頂いているつもりである。
最近、地元の人に申し訳ないなぁ…と思うのが、別に買物をするわけでもない一団が店の前を塞いで、ああでもないこうでもないと話してる後ろの方で、地元のお客さんが買いたい物があるのになかなか手に取れない場面がよくあること。
そんな時は、なるべくそのお客さんの顔を見ながら、欲しそうなものを「リンゴですか?」などと声を掛けるようにしているのだが、C国語を話すような集団が前を塞いでることも多いので、一筋縄ではいかない場合も多かったりして…

2〜3人で旅されてるような方々とは、色んなことを話しながらお相手させて頂いたり、地元の人も会話に混じったりとなかなか楽しい場面もあるのだが、大人数になればなるほど人は横柄になってくるもので、団体客はえてして質が悪い事が多い…

郷に入りては郷に従えではないが、その地の生活の一部に自分達も少しだけ混ぜて欲しいの気持ちになってくれないもんかなぁ…と思う今日此頃。
観光客をターゲットとしてるところなら「あんたが一番!」でいいんだろうけど、市民の生活の場に足を踏み入れる時は、もう少し遠慮があって然るべきやろとも思う。
変な意味での旅の恥はかき捨ては御免被りたいものだ。

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それと、最後にもう一つ…
最近、ある友人が「近江町も下品な街になってしもた…」と嘆いていた。
確かに、そう言われても仕方無い。
金沢人が良しとしないような行動が平然とまかり通るような街に成り下がった様に見えるのかもしれない。
これもメディアとそれに乗っかる観光客、またまたそれに乗っかる店のせいか…

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内 容 ニックネーム/日時
親指マーク。今年の年賀状は新幹線ネタのひと言、書きます。
サンバで岩魚の瀬戸
2015/12/17 02:29

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